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丹波地方の概要・食文化  

丹波地方って?

全国的に有名な「丹波」。京都府と兵庫県にまたがる中山間地域一体を丹波地方に
なっています。

現在の市名では京都府・・亀岡市・南丹波市・福知山市・綾部市
兵庫県・・篠山市・丹波市の一体が丹波地方となっています。

気候と農業

 丹波地方は標高100〜250メートルの冷涼な地域にあり、年平均気温は東北地方と同程度です。特に内陸型気候のため昼夜の寒暖差が大きい事が特徴です。また、農作物の成熟期に、丹波霧とよばれる朝霧が、土壌にほどよい水分を与え、秋に収穫を迎える作物を中心に、味を一層引き立てるとも言われています。

こういった気候の中から、お米や黒豆をはじめ、大納言小豆、山の芋など作物。
丹波栗、ぶどう、桃、なしなどの果樹が盛んに生産されています。

源流の国

丹波地方は、日本海にそそぐ由良川、太平洋にそそぐ加古川・武庫川の源流地域でもある。
また、日本一低い分水嶺も、丹波市氷上町にあります。

源流の清らかな水を利用して、丹波市青垣町では「あまご」の養殖も盛んに
行われています。

丹波の歴史

古代の丹波は但馬、丹後をも含む大きな国でしたが、奈良時代に、丹波・但馬・丹後の3国に分割され、丹波の国は、桑田(くわた)・船井(ふない)・何鹿(いかるが)・天田(あまだ)・氷上(ひかみ)・多紀(たき)の6郡となりました。
その後、明治時代の廃藩置県で、氷上・多紀の2郡は兵庫県に、残りの4郡は京都府にそれぞれ編入されました。さらに、平成11年4月に多紀郡4町が合併し「篠山市」となり、平成16年11月には氷上郡6町が合併し「丹波市」となり、現在に至っています。


丹波にある里の話

有機の里

30数年前、市有研が発足した1975年は、有吉佐和子の小説『複合汚染』が発表された年でもあります。警鐘を鳴らしていた神戸大学の保田茂先生(現・名誉教授)の講演を聴いた愛農会の故近藤正の呼びかけで、30数軒の農家が市有研を結成。

初代代表・一色作朗は、「農薬は食の安全のみならず生産者自身の健康被害に及ぶこと、安心して生産するためには消費者の理解と協力が必要」だと訴えましたた。賛同した消費者が入会し、ピーク時には会員が1000名を越え、運動は阪神間に大きく広がる。

こうした『提携』スタイルで有機野菜をお届けするスタイルを確立。また、新規就農支援を何十年と行っており、多くの先輩専業農家が生まれる仕組みが出来上がっている。

丹波焼の里

丹波立杭焼の郷「立杭」は、兵庫県の中東部、丹波の国の西南端に位置し、播磨・摂津との三国境にある緑豊かな自然に恵まれた地で、800年以上にわたり窯の火を絶やすことなく現在に伝え、約60の窯元が軒を連ね生業に勤しんでいます。

関連リンク
丹波焼

 

丹波杜氏の里丹波杜氏は、南部杜氏(岩手県)、越後杜氏(新潟県)と共に日本三大杜氏の一つに数えられ、宝歴5年(1755)、篠山曽我部(現在の篠山市日置)の庄部右衛門が池田の大和屋本店の杜氏となったのが、その起源といわれています。

丹波杜氏の供給地は主として多紀郡(現篠山市)の村々で、厳しい生活の中、農閑期の「百日稼ぎ」といわれる「出稼ぎ」(冬季の季節従業員)で生活の糧を得ていました。江戸時代には、伊丹や池田に出稼ぎし、「剣菱」や「男山」など元禄期(1688?1703年)の伊丹の酒は、丹波杜氏の造り出す銘酒でした。やがて、江戸時代中期以降、伊丹・池田から灘五郷、つまり灘目(上灘と下灘)と今津に移動し、銘酒づくりに高い技術力を発揮。その酒造技術は「丹波流」と呼ばれ、丹波杜氏は、今あるほとんどの灘の銘酒を作り上げただけでなく、全国に指導に出かけ、地方の酒の原形を作りました。(篠山市HPより)

関連リンク
丹波杜氏組合

お茶の里

丹波茶の歴史は古く、千二百年前の「日本史略記」という文献に丹波に茶樹を植えたという記録が残っている。
江戸時代には篠山藩の特産物として大阪へ出荷され、藩の収入の多くを占めた。江戸後期の記録によれば、大阪で流通する茶の半分に当たる量が丹波茶であったという。

県内随一の茶どころ篠山市味間奥にある古刹大国寺を中心に、毎年六月のはじめ、一番茶摘みのときに茶まつりが開催される。

薬草の里

江戸時代末期から始まったといわれる薬草栽培に取り組み、今では薬草の大産地になっている丹波市山南町和田・小川地区。。多く栽培している薬草はセネガとトウキ。セネガは、1年で収穫。トウキは1年間育苗をしたのち、2年目で植え付けを行い、さらに1年間栽培して収穫。その後、市立山南農産物処理加工施設で、乾燥・出荷される。他にも多くの薬草を栽培。薬草風呂が楽しめる温泉施設「丹波の湯」もある。

関連リンク
薬草薬樹公園

恐竜の里

篠山川(兵庫県丹波市山南町上滝地域)において、1億4千万年から1億2千万年前の白亜紀前期の地層から、当時生息していた竜脚類の大型草食恐竜ティタノサウルス形類と見られる化石が発見されました。

体長は十数メートルと推測され、国内最大級と言われています。

 

 

関連リンク
丹波竜.COM
 
丹波栗
丹波地域でとれる栗のことを「丹波栗」と呼びます。
これは、大きく高品質な栗の代表として全国的なブランドとなっています。

丹波栗は、日本書紀にも記載される位、古い来歴をもつ食材で、 平安時代には、実際の栽培も始まっていたとされています。
各地の将軍や藩主は丹波栗をこぞって朝廷・幕府に献上、その
粒がきわめて大きく、しかも美味であったことから、やがて日本中にその名を馳せ、おいしい栗の代名詞的存在になりました。

「丹波栗」というと、品種名のように聞こえますが、あくまで大粒でおいしい栗を一般に指す言葉であり、丹波地域の誇りです。

実際の品種では、丹波出身の「銀寄」が非常に食味がよいとされ、「筑波」という品種は、比較的良好な味に早生であるという長所をもちます。
その他にも、「長光寺」などの、生産量は非常に少ないながら、昔ながらの味を守り続ける品種も栽培されています。

栗の主成分はデンプンで、たんぱく質やビタミンB1、ビタミンCの含有量も多い。
昔から丹波地域は山間の集落で、広大な水田耕作には適していなかったため、一定の保存がきき、しかも栄養価の高い栗という食べ物を重宝したと考えられています。
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