丹波をしる 丹波をみる 丹波をたべる 丹波をつくる 丹波をすむ
トップページへ
http://www.tambagumi.com/

Bigムンムンのちょっと役立つ東洋医学

いまだ、病まざるを治す!『養生法』 其の4


Bigムンムン

  前回は養生法の中でも、特に夏の養生法ついてお話をしました。適度な運動で1日一回は汗を流そう!冷房、冷飲は秋にツケが・・・!と言うことでした。今回は秋の養生法についてお話します。

『秋の養生法』 天高く、馬肥ゆる秋
秋の3ヵ月(8,9,10月)を容平(ようへい)と言います。実りの秋は、まさに万物が実を結ぶ時です。すべてが引き締まり収納される時期でもあります。春に蒔いた(散)いろいろな種が秋に稔り、蔵に収納されます。穀物は春から夏にかけて天と地からもらったエネルギー(パワー)を生命エネルギーとして一粒一粒に収めるのです。動物はそのパワーをいただいて越冬に備えます。人も同じで、栄養価の高い食物を取り、冬に備えるのです。『天高く、馬肥ゆる秋』少し太ってしまうのは無理のないことかもしれません。当然、身体をめぐる陽気も体内深く収納されます。これが養生法で重要なポイントです。
秋の夜長といいますが、この時期はできるだけ早く寝て、早起き(鶏と共に)するのが大切です。あれもこれもやりたいと、イライラして活動的になってはいけません。この時期に活動しすぎて、収めるべき陽気を反対に発散すると、肺系を弱くし、冬になって風邪や病気(下痢)にかかりやすくなります。もし秋に発汗した場合は、すぐに汗をふき取ってください。
特に、肺の持病をお持ちの方は、秋の養生には特に気を付けてくださいね。

これで四季に応じた一年間の養生法が全て終わりました。お話してきたことは季節にいかに心身を調和させることが大切かということです。忘れた方はバックナンバーでまた読んで下さいね。


   

なぜか、東洋医学に詳しいBigムンムン。おいしい
ものを求め、全国中をかけめぐっていたら、いつの
まにやらぷくぷくと・・・
現在は、丹波のうまいものを食べ歩く毎日。
味覚の秋は特に大好き。
(出没地 料亭 居酒屋 焼肉屋 など)

第7話へ

 

 
 
 
 
 
 
サイトマップ お問い合わせ先
Copyright © 2004-2005 by Tambagumi All rights reserved.