大阪でのお仕事を早期退職され、念願の田舎暮らしを満喫されている三上敏夫さんは、丹波市市島町に移り住んで7年目を迎える。
一人でいろいろな所に行くのが好きな三上さんは、地元の工務店や不動産業者さんを、飛び込みで回り、田舎暮らしを応援するNPO法人「ほっと丹波」の組織作り、設立に奔走された行動派。
新たな仕組み
今住んでおられる家は、地元の不動産屋さんの紹介で入居。「都会の不動産屋さんと違い、地元の不動産屋さんはあまり売り込みもせず、じっくり考えさせてくれ、いまでも田舎暮らしのよきサポーターです」と語ってくれた三上さん。
田舎暮らしを始めるにあたり、自らも体験し苦労もした物件探しだが、その経験を元に、都市側と地元側のどちらの人の気持ちもわかる田舎暮らしサポート団体を設立し、地元を大切にしている業者さんとの接着剤の役割をはたされる。
「移り住んできた方が、次に移り住んでくる人をサポートする」こんな素晴らしい仕組みが、また丹波地域に生まれたことを誇りに思う。
※ 現在、三上さんは、たんば田舎暮らしワンストップ相談の相談員として活躍されています。実際の相談の際は、三上さんをはじめとした、3名のIターンの方が相談に対応いたします。 |