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《文章・写真》 一級建築士 才本謙二先生

たんばに住もう・たんばで暮らそう

17 「古民家」に住む

 

 

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 五右衛門風呂(長州風呂)について書きたいと思います。
最初に、五右衛門風呂と長州風呂の違いを簡単に説明しておきます。五右衛門風呂は、木製の桶で底が鉄板になっているもの、長州風呂は鋳物の一体型のものをいいます。やくらは、長州風呂ですが、話として五右衛門風呂という方が、伝わり易いので五右衛門風呂って言っています。

 やくらが完成して、約1ヶ月が経ちました。多くの方々が見学に来られ、一応に五右衛門風呂を見ておっしゃることがあります。若い方たちからは、「おばあちゃんの家にあった。」という言葉を多く聴きました。つまり、約10年から20年前までは、現役もしくは、釜が薪ボイラーや薪灯油焚き兼用タイプに変わっていた可能性がありますが、田舎の家には存在していたことになります。最近殆ど見なくなったということは、ここ10年程の間に一気に消え失せたということになりますね。理由は、我々世代の方々の話から察しが着きます。先ずは、「井戸から水を汲んで入れるのが大変。」「火を点けるのに苦労した。」「中々沸かない。」「入るのにも一苦労。」等など。「風呂焚きは、兄弟でジャンケンして決めていた。」なんて思い出に花が咲きましたが。

 そんな私も、おばあちゃんの家の五右衛門風呂に入った記憶があります。ただ、風呂焚きの経験はありません。特段気持ち良いとも思わなかった気がします。薄暗いし風呂釜が高くって入り辛かったように記憶しています。やはり、「寒い」「暗い」「汚い」や「薪そのものが手に入り難い」などの理由と、高齢化が進みバリアフリー化から、お洒落なユニットバスに移行したものと思います。

 でも実際五右衛門風呂はメリットばかりです。先ずは、良く温まります。湯を差すのではなくではなく、釜が温かいのでおしりや腰辺りが温もり気持ちが良いです。また、風呂釜の周りの耐火煉瓦から熱が発され、浴室内が温かいことも分かりました。風呂上りは、余熱で室内がカラカラに乾燥し、使ったタオルも朝乾く状態です。多分壁や目地もカビないのでしょう。浴槽は、適度に鉄分が出てきて、「有馬温泉の金泉や。」と喜んで入っています。沸かすのに苦労しないように設備は、充実しています。

 井戸水は、ポンプ式にしているため、水汲みの手間が要らない。火もチャッカマンという文明の利器で問題なし。大体30分で沸きますから、ガス給湯でお湯はりするのと差がありません。釜の高さに対しても階段を付けました。万が一の時というより飽き性の私ですから、ちゃんとガス給湯のお湯まで出るようにしています。

 

 

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