風薫る5月が過ぎ、涼しい初夏の雰囲気が漂う6月になった。
梅雨時期は梅雨前線が南下している状態になると大陸からの乾燥した空気を含んだ高気圧に覆われ、さわやかで良好な上昇気流が楽しめる日が時々来る。
6月5日(月)はそんな一日になった。
以前から計画していた「今田温泉(ぬくもりの郷)、飛んで行って温泉でほっこりしよう!」を実行できるチャンスだと思った。地上サポートとのミーティングを済ませ、いざ出発と岩屋山へ上がった。
マイルドな上昇気流をつかみ、岩屋山高度1400mでスタート。
安全山→白山と上昇気流を乗り継ぎながら進む。
このへんはプレ大会の準備で氷上ゴール地点を確かめに何度も飛んだ飛行ルート。
雲を観察しながらルートをじっくり選んで白山→高見城山→妙見山(山南パルプ工場裏山)と順調に駒を進めた。もし、上昇気流が無くなれば途中の河川敷などに降りてしまわなければならない。風の正確な読みが重要なのだ。真剣にやりながらも楽しむことを忘れないようにしよう。壮大な景色の中をフライトしているのだから。
妙見山で1850mまで上昇し、約1時間30分でぬくもりの郷に到達した。
のどかな田園と広葉樹が生い茂る山々の中に、緩やかな山の麓に風情ある建物がぬくもりの郷だ。着陸場所はぬくもりの郷の駐車場かその下にある公園にする予定だったが、露天風呂の上を飛ぶと申し訳ないので(上から覗くほど余裕はありませんよ)近くの農道に降りた。そして、念願の「飛んで温泉でほっこり」は達成した!
降りてからの温泉&ビール&アイスクリームは最高だったよ。
「今度は、紅葉の綺麗な秋にみんな連れて飛んできます!」と夢こんだの支配人「中西さん」と約束をした。まさしく、夢のあるこんだです。
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