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富士山還暦パラフライト
 



 

 

2005年8月3日早朝5:50富士山頂からパラグライダーで離陸して6:30河口湖付近のサッカー場に無事着陸いたしました。1984年5月12日日本山岳会80周年記念カンチェンジュンガ登山隊で7850mからのハンググライダー飛行に成功して以来の新たなチャレンジとなった今回の富士山パラグライダー飛行でした。ヒマラヤ飛行の翌年から冒険の世界にピリオド、パラグライダースクールを経営。空飛ぶ仕事ながら地に足のの着いた毎日でしたが冒険家にとっては退屈生活でもありました。ヒマラヤ飛行から21年、ふと気がつけば60歳の還暦を目前に控えていた。21年間スクールの安全管理に気を使うあまり自分のしたいことを我慢したので重大事故はゼロでした。パラグライダーワードカップ10年間、出場してきた正一郎も成長したのでここらで一発!冒険の世界に再チャレンジと思い立った。

パラグライダーのフル装備は25kgもあるが新しく開発されたYetiはなんとたった7kgしかない。今回はこれを富士山山頂まで担ぎ上げてフライトに成功した。三月から毎日のように青垣町市原にあるTAKパラグライダースクールの事務所から岩屋山へパラザックを担いで登り飛んで降りる生活が始まった。7月下旬、富士山フライト直前には体重も6kg減量してスマートな紅の豚になりました。

今回の富士山フライトはチョモランマ衛星放送を成功させたカメラマン中村進さんがビデオを担当してくれています。中村進さんはAlpine Video Artistとして海外でもその名前は有名、富士山を目指して毎日トレーニングした岩屋山の練習風景を撮影しに来てくれました。世界最高峰チョモランマ山頂からTV衛星中継をしたカメラマンの目に丹波の山々と空はどう感じたのでしょうか?ヒデキ感激!タック還暦!のギャグからスタートした富士山パラ飛行ですが今回、その模様はDVDとVHSで紹介されますのでぜひ日本一の絶景を見て下さい。現在、たんばくみと青垣町スカイスポーツ運営協議会、私が会長をする日本パラグライダー協会とでパラグライダーワールドカップを丹波市でやる活動に入っています。今回、中村進さんが撮影してくれた富士山、丹波の山と空は世界の皆さんを誘致する素敵なプレゼンテーションになることは間違いありません。

世界の空飛ぶ若人の祭典を丹波市で開催いたしましょう!写真の右がチョモランマ衛星中継カメラマン中村進左が青垣町TAKパラグライダースクール校長只野直孝
TAKパラグライダースクール 只野 直孝


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丹波地域初となるパラグライダーワールドカップ開催に
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